※🐬マークがついているものは研究対象種.
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シロナガスクジラ
Balaenoptera musculus
バハ・カリフォルニア(メキシコ)にて撮影
現生生物の中で一番大きく,体長30.5m,体重160t(推定)にも達する.
ナガスクジラ
Balaenoptera physalus
バハ・カリフォルニア(メキシコ)にて撮影
右と左であごの色が違う.シロナガスクジラの次に大きいクジラ.
ニタリクジラ
Balaenoptera edeni
高知県土佐湾にて撮影
吻部に3本の隆起した峰がある.背びれの欠けや形状で個体識別が可能.
ミンククジラ
Balaenoptera acutorostrata
セントローレンス川(カナダ)にて撮影
胸びれに白い帯状の模様がある.小型のヒゲクジラ.
マッコウクジラ
Physeter macrocephalus
和歌山県熊野灘にて撮影
尾びれの形状や欠けで個体識別ができる.一度潜ると40分〜1時間潜り続ける.
カワゴンドウ
Orcaella brevirostris
エーヤワディー川(ミャンマー)にて撮影
イラワジイルカとも呼ばれる.川で一生を送るものや,河口,浅海に棲むものもいる.
ヒレナガゴンドウ
Globicephala melas
ケーププレトン島(カナダ)にて撮影
コビレゴンドウよりも体長に対して大きな胸びれをもつ.太平洋では絶滅したとされる.
ハナゴンドウ
Grampus griseus
和歌山県熊野灘にて撮影
体表に白いひっかき傷や斑点があるのが特徴.
シナウスイロイルカ
Sousa chinensis
香港にて撮影
香港では,野生のシナウスイロイルカを商業用ウォッチング船から観察できる.
ハシナガイルカ
Stenella longirostris
クレ環礁(ハワイ)にて撮影
動きが活発で,空中でくるくると回転するきりもみジャンプをよくする.
サラワクイルカ
Lagenodelphis hosei
和歌山県熊野灘にて撮影
日本沿岸ではそれほど発見例の多い種ではないレアなイルカ.
イロワケイルカ
Cephalorhynchus commersonii
鳥羽水族館にて撮影
南米などの冷たい海にすむ小さなイルカ.写真は授乳中の親子.
ネズミイルカ
Phocoena phocoena
セントローレンス湾(カナダ)にて撮影
クジラの仲間で最小種の一つ.北半球の比較的寒い沿岸海域に生息.
アマゾンカワイルカ
Inia geoffrensis
アマゾン川(マナウス・ブラジル)にて撮影
くちばしが長く,目が非常に小さい.アマゾン川流域などに生息する.
ザトウクジラ
Megaptera novaeangliae
沖縄県本部沖にて撮影
アクロバティックな動きをする,胸びれの長いクジラ.
アカボウクジラ
Ziphius cavirostris
静岡県駿河湾にて撮影
1時間ほど潜水するため,発見と観察が困難な種類.
シャチ
Orcinus orca
北海道羅臼沖にて撮影
背びれとサドルパッチの形状で個体識別されている.
オキゴンドウ
Pseudorca crassidens
沖縄県久米島沖にて撮影
細長い体型から「キュウリゴンドウ」とも呼ばれている.
コビトイルカ
Sotalia fluviatilis
アマゾン川(マナウス・ブラジル)にて撮影.
アマゾン川水系に分布.南米・中米沿岸にいるギアナコビトイルカと別種にされた.
ハンドウイルカ
Tursiops truncatus
高知県土佐湾にて撮影
水族館で最も多く飼育されているイルカ.船の舳先にできる波に乗って遊ぶこともある.
スジイルカ
Stenella coeruleoalba
和歌山県熊野灘にて撮影
体の側面にある2本線が目印のイルカ.活発にジャンプする姿も見られる.
カマイルカ
Lagenorhynchus obliquidens
青森県陸奥湾にて撮影
大きな群れを作り,陸奥湾にも季節的に回遊してくる.
コシャチイルカ
Cephalorhynchus heavisidii
ケープタウン(南アフリカ)にて撮影
アフリカ南西部の沿岸域にのみ分布する.小さなイルカ.
スナメリ
Neophocaena asiaeorientalis
海響館より提供の写真.
三重大学が面する伊勢湾にも生息する沿岸性小型イルカ.
ラプラタカワイルカ
Pontoporia blainvillei
バビトンガ湾(ブラジル)にて撮影
「カワイルカ」だが,川には棲まず,南アメリカ南東部の沿岸域にのみ分布する.
コククジラ
Eschrichtius robustus
バハ・カリフォルニア(メキシコ)にて撮影
体の表面などに,たくさんの寄生生物が棲むクジラ.
シロイルカ
Delphinapterus leucas
セントローレンス川(カナダ)にて撮影
真っ白い体色を持ち,一年に一度「脱皮」する.ベルーガとも呼ばれる.
コビレゴンドウ
Globicephala macrorhynchus
和歌山県熊野灘にて撮影
日本近海には,マゴンドウとタッパナガの2つの系統群がある.(熊野灘はマゴンドウ)
カズハゴンドウ
Peponocephala electra
和歌山県熊野灘にて撮影
ゴンドウと名の付く種では,歯の数が多いことから「数歯巨頭」と名付けられた.
シワハイルカ
Steno bredanensis
東京都御蔵島沖にて撮影
和名の由来は,歯にある細かいしわ.暖かい海を好む種.
ミナミハンドウイルカ
Tursiops aduncus
東京都御蔵島海域にて撮影
日本の沿岸の数カ所に定住し,好奇心旺盛な種.
マイルカ
Delphinus delphis
高知県土佐湾にて撮影
体色が美しい,砂時計模様のイルカ.沿岸性.
ハラジロカマイルカ
Lagenorhynchus obscurus
ケープタウン(南アフリカ)沖にて撮影
南半球に分布する,カマイルカの近縁種.とても活発な動きをする.
イシイルカ
Phocoenoides dalli
岩手県大槌湾にて撮影
写真は,白斑が大きいリクゼンイルカ型で,他に小さい白班のイシイルカ型がいる.
インドカワイルカ
Platanista gangetica
ガンジス川(インド)にて撮影
濁った河川に適応し,眼に水晶体を持たないイルカ.
ヨウスコウカワイルカ
Lipotes vexillifer
中国の水生生物研究所(武漢)にて撮影
中国・長江(揚子江)水系にのみ分布.2007年に「機能的絶滅」が宣言された.